53歳から起業家として新しい第二の人生を作り上げてきて、そして現在は66歳。
この13年間の中で自分自身に言い聞かせ、使命としてきたことは「事業を継続させること」だったのです。
何故なら、事業は失敗という厳しい現実と向き合う場合があるため、その失敗だけは何としても避けたいと考えたからです。
そのため、「継続する」ための戦略を考え、ある時は遠回りしても最適な選択肢を決断してきたように思うのです。
また、起業家としての自覚を常に持ち、事業を継続させるためには自分自身を変えていくもとも意識していこうと思ったのです。
そこで、その自覚となる一つがブログを書き続けることであり、出会った人とのネットワークを維持・継続していくためにメルマガを定期的に発信しようと考えたわけです。
このブログとメルマガを書き続ける活動は起業当時からスタートし、起業後13年が経つ現在も習慣のように続けているのです。
現在のブログの記事数は2200を超えたのですが、書き続けることに何の意味があるのか?!と問われると、「継続は力なり」という言葉に行き着くのです。
事業をスタートさせた際に決めたことをやり続けることは事業を失敗しないことにつながると考えるからです。
また、メルマガやブログで事業活動を伝えることが事業のモチベーションになっているからです。
この継続によって、私自身に我慢と忍耐、そして覚悟と責任という精神的なスキルを培うことができたように思うのです。
その関連性を意識しながら13年間も書き続けてきたわけです。
そんな中、メルマガについては節目で何度か止めようという考えがあったのですが、意外にも「月1回くらいは発信してほしい」というリクエストがあり、止めることを思いとどまってきたわけです。
ですから、今は「止めなくてよかったな~」と思うと同時に、事業のゴールを迎えるまで書き続けることを使命としていこうと思うのです。
そして、起業以来、継続していることは「手帳」です。

この手帳は起業時の2007年11月に購入したものであり、現在も使用しているわけで実に13年になるのです。
この間、スケジュール表には計画したことと実行したことを書き続けてきたのですが、この思いは起業家としての自分の足跡を書いていこうと思ったからです。
また、計画したことを記入することは確実に実践することに結びつくことになり、事業を前に進ませることができると考えたからです。
ですから、メモ魔のように活動してきた足跡を書きながら、次の活動のヒントにしてきたわけですが、その結果が事業に失敗することなく、今を生きることができているのではないかと思うのです。
このスケジュール帳は2021年版もすでに購入し、来年の計画は脳みそに浮かんだ都度、メモのように書いているのです。
そんな繰り返しを13年も続けてきたわけですが、この継続が力になっているな~と思うのです。
その力とは「計画→実行→検証のPDCサイクルを習慣化」できたことです。

そして、今年はブログのテーマとして書いてきた「野村克也」氏の著書「人生を勝利に導く金言」を書き終えようという目標を立てたのです。

この本は3年前に購入し、ブログの一つのテーマとして書いてきたわけです。
その理由は、野村氏が育ったプロ野球の世界において得られた知識が人生やビジネスの世界でも共通すると感じたからです。
この本は12個の小タイトルのもとに200以上の金言があり、野村氏によって野球界で生き残るためのあるべき姿を書かれているのです。

この金言は普段生きるうえで、そしてビジネスを継続するうえで応用でき、参考になるんですね。
また、金言ごとに私見を書きながら思うことは野球界でのプロフェッショナルになるための考え方は人生観でもビジネスでも共通するということだったのです。
ですから、ブログを書きながら過去の経験を振り返ると同時に、現在の事業に生かすことができたのです。
そして、11月末には目標通り、野村氏の金言を書き上げることができたため、今後の「継続は力なり」の目標は起業時から書き続けてきたドラッカーと松下幸之助の2つの金言を起業家として生きている間に書き終えようと思っているのです。
これをやり遂げることによって、自分自身に「我慢と忍耐」「自信と覚悟」そして「確証と決断」という精神的スキルを高めることができると感じるのです。
また、起業家として生きる人たちのために、「継続は力なり」の参考書になればと思うのです。
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