4月1日という日を迎え、今日は新年度に向かうスタートの日です。
これから1年という新しい時間の中で目標に向かって進んでいけることが幸せだな~と強く思うのです。
そんな気持ちにさせてくれたことが3月の中であったのです。
まずはイチロー選手の引退です。
マリナーズ対アスレチックスのメジャーの開幕戦をテレビ観戦しながら、イチローへの対応が特別だな~と感じたのです。
「これはもしかして・・・」と思っていると、ネットでは「イチロー引退!」の文字が。
そして、試合が終わってグランドに表れたイチローにはすがすがしい表情があり、かっこよさを感じさせたんですね~
言葉では言い尽くせませんが、改めて、そして初めて気づくイチローという人、そして野球人としての偉大さを感じさせたのです。
その後、引退インタビューまで見ましたが、そのインタビューから発する言葉が途轍もなく重く感じさせたのです。
その重さとはまさしく「イチローの野球人としての哲学」であり、その哲学を構築しながら努力を続け、その努力が結実させたことでたくさんの記録を生んできたのだろうと思うのです。
特に、私が強く印象に残った言葉は子供たちへのメッセージです。
『野球だけでなくてもいいんですよね、始めるものは。自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければそれに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。
それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、壁に向かっていくことができると思うんです。それが見つけられないと、壁が出てくるとあきらめてしまうということがあると思うので。いろんなことにトライして。自分に向くか向かないかよりも、自分の好きなものを見つけてほしいなと思います。』
この言葉はイチローという野球選手が結果を出してきたプロセスであり、結果の積み重ねによって醸成され、哲学になったのだろうと思うのです。
何故なら、イチローにとって夢中になれたものとは野球であり、その野球というものを愛することで全エネルギーを注ぐことができ、そのエネルギーは多くの壁をブレイクスルーできたからです。
しかしながら、イチローという実績のある選手であってもマリナーズからヤンキースへ移籍後は茨の道だったのではないでしょうか。
この茨の道をブレイクスルーできたとしたら、目標通り50歳まで、そして安打数は世界記録を達成できたと思うのです。
ところが、人生とは誰しもが思う通りにいかないわけで、その過程において新しい目標をみつけることができたのだ!と思います。
それは人を育てること。
そのうえで、自分自身のゴール、引退時期を模索したように思います。
イチローの子供たちへのメッセージはまさしく自分自身の生き様であり、結果を出していく道筋だろうと感じるのです。
そして、イチロー選手の現役期間が日本で9年、メジャーで19年、合計28年間であることを改めて認識すると、我が組織人生が29年間だったことと比較するとイチローの野球人生はスゴイな~と思うのです。
日本、そしてメジャーにおいて28年間もトップ選手として続けられたことは並大抵の努力ではないと思うからです。
長きにわたる努力の継続に敬服するのです。
そんな出来事があった中、3月は二人の方から「定年退職」の挨拶があったのです。
一人は高校時代の同級生であり、彼は高校卒業後47年間の組織人人生を貫いたのです。
また、もう一人は営業マンとして社会人の第一歩を歩き出した際、競合の営業マンとして出会い、起業後は縁があってサポートしてもらった方からも「M電機に40年間お世話になった」という挨拶があったのです。
すると、私の組織人生は「わずかに29年なんだな~」と思え、そのうえで第二の人生を歩んで15年近くになる自分自身を振り返ると、「目標を見つけてコツコツとエネルギーを注いできたな~」と感じるのです。
そのエネルギーはビジネスという自分自身の熱中になるものを見つけることができ、第二の人生においてもそれをやり続けることができた!と思うのです。
そのうえで、今日から新しい事業のスタートを迎え、この1年間をどのように生きていくかを考えるわけです。
その答えは年初に計画し、すでに実践しているわけですが、その計画こそが生きるためのモチベーションになっているのです。
その実践には当然に壁があるわけで、その壁をブレイクスルーしていくためにエネルギーを使っていくことが事業の面白さなのです。
たくさんの人から刺激をもらい、2019年度の目標達成のために努力していこうと思います。

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