日経ビジネス『流通進化論 越境で拓く新市場』から考える!

ブログランキングのボタンをポチッと押してください。
 人気ブログランキングへ


小室雄次 Facebook公開中!
 

起業・独立を応援します。小室雄次 の起業塾

小室雄次 著 事業に失敗しないための起業家宣言 好評発売中

 

日経ビジネス『流通進化論 越境で拓く新市場』から考える!

人気ブログランキングへ←このボタンをワンクリック!よろしくお願いします。

今週の日経ビジネスの特集は「流通進化論 越境を開く新市場」です。

戦後流通業の変遷はおよそ10年ごとに新しい小売業が生まれ、その小売業が人々の暮らしをがらりと変えてきました。それは日本が歩んだ成長の軌跡そのものだった。

60年代は老舗の呉服店をルーツに持つ百貨店の登場。70年代は売り場に大量に積まれた商品を低価格で販売する総合スーパー。80年代は早朝から深夜まで店を開き、買い物というありふれた営みに新しい価値を与えたコンビニエンスストア。90年代は既にモノがあふれる中で人々が抱えていたファッションに対する幻想を破壊し、新しい世界を作り上げたユニクロの製造小売業(SPA)。

そして、00年代は閉塞の只中にあり、デフレと少子高齢化で買い物への意欲が低下し、暮らしぶりを激変させる新しい小売業の登場が途絶えた。

そこで、流通業の生き残りのカギは「越境」だと言っています。

流通業における大手企業の成長戦略指針はグローバル化です。

その理由はデフレと少子高齢化による国内市場の疲弊であり、需要を喚起させていく費用対効果を考えると越境の方が効率的といえます。

しかし、小売業は「内需産業」といわれ、製造拠点を海外移転したり製品を輸出したりできる製造業とは異なり海外への進出は難しいと言われます。

また、経営資源が脆弱な中小零細企業は大企業の成長戦略を応用させることはできないわけです。

この記事を読みながら、中小・零細企業における流通小売業の戦略を考えると「地域・顧客密着」がカギを握ります。

このキーワードは小売業における永遠のテーマだと思うのですが、そのテーマを事業において継続させていくことが難しいようです。

その結果が商店街の「シャッター街化」であり、地域小売業の淘汰であったわけです。

しかし、中小小売業の今後の生き残り策と最優先課題は「地域・顧客密着」しかないわけです。

この課題解決を維持継続できた企業が勝ち残ることができる。

それはデフレや少子高齢化という市場環境における結果だけではなく、大手量販店や競合企業との戦いに勝つための課題だからです。

あらゆる企業はそれぞれの業界に属し、そこにはたくさんのコンペチターが存在します。

その市場環境の中で戦い続けるのが企業経営です。

その企業経営を継続させていくためには市場や顧客、そして競合を把握した上で事業戦略を作りことがが不可欠です。

その事業戦略を練り上げていく際の視点が「市場」であり、「顧客」です。

つまり、「市場と顧客」「競合」そして「自社」を見つめながら事業戦略を練り上げ、その戦略を元にアクションしていくことです。

しかし、この作業を行なっている企業が少ないと思います。

だから、中小小売業は淘汰されてきたのでしょう。

市場が動き、需要が必然的に高まっていた高度成長期であれば、このような事業戦略を作らずとも企業は生き残ることができました。

ところが、現在のような低成長かつ飽和市場、かつ市場のパイが小さくなった現在において顧客の奪い合いがより一層激しくなるわけです。

そのため、事業戦略をキチンと組み立て、それを確実に実行していく。

たとえ、その戦略が間違っていたという結果だったとしても、戦略を立てることが生き残る道標になります。

それを事業の方向性に活かす風土を作り上げていくことが事業の継続になると思います。

ある取引先では顧客数の前年対比が20%以上増えています。

この要因は市場に対する計画的なアクションです。

そのアクションは1年間の事業計画における確実な実行であり、その実行の積み重ねが成果に表われているわけです。

中小小売業は「越境」することができません。

それよりも既存市場の中で勝ち抜くための戦略を考える。

その視点が「地域」と「顧客」であり、それを軸に事業戦略を組み立てていくことが勝ち組になれると思うのです。kom

人気ブログランキングへ←このボタンをワンクリック!よろしくお願いします。

ブログランキングのボタンをポチッと押してください。
 人気ブログランキングへ

 

起業・独立を応援します。小室雄次 の起業塾

小室雄次 著 事業に失敗しないための起業家宣言 好評発売中