北海道にアジア初のボールパーク実現のメリットを考える

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3月26日、日本ハムのボールパーク構想は札幌市ではなく、北広島市に決着した。

このBP構想が明らかになった以降、札幌と北広島は構想実現のための協議を進めてきたが、北広島は一貫してぶれることなく「きたひろしま運動公園」を提案してきた。

ところが、札幌は二転三転した挙句、苦肉の策のように感じる「真駒内公園」を提案したが、札幌市民から見たその提案は的確性に欠いていたと感じる。

それは日本ハムが目指すものが野球場ではなく、ボールパークだからだ。

以下の構想図のように、日本に存在しないアジア初のボールパークを実現するための場所が必要だったのだ。

日本ハムにとっては企業基盤をも揺るがす死活問題にもなりかねない事業構想であり、この実現を目指すためには行政側も相当の戦略性をもって対処しなければならなかった。

これらの目的を考えるならば、最終の意思決定はブランド力のある札幌ではなく、行政との協力体制や連携が十分と感じる北広島は最適だと決断したのだろう。

そこには日本ハムの明らかな戦略が見え、このボールパーク構想が相当の覚悟を持った事業であることが理解できる。

何故なら、雪深い北海道、そして野球文化が他府県よりも低い北海道に移転を決め、そして移転後の地域密着によって移転時の期待値よりも大きな成果になっているからだ。

そのうえで、アジア初のボールパークを実現するということは企業内におけるプロジェクトレベルではなく、企業体として事業を確立させる覚悟であり、同時にそれを具現化させる戦略にある。

したがって、この構想は確実な収益構造を目的にしたものであり、しかも北海道という地域に無くてはならない存在価値を見出すものという戦略性がある。

そのため、確実な実現と収益構造を担保するための選択肢が北広島市だったわけだが、そこには以下のメリットがあったと考える。

1.大商圏の札幌に隣接し、固定資産税等の優遇制度を含めてコストセーブは投資対効果が確実に高い。

2.所在は北広島だが、集客ターゲットは北海道全域であるため、広大な土地を活用した駐車スペースを確保できることはアドバンテージとなる。

3.アクセスに問題があるというが、経営不振のJR北海道にとって収益源の新駅になるため、新駅設置は相互に必要不可欠。

4.新駅設置においてアクセス環境は現在の福住→札幌ドームよりも近い環境(札幌駅より20~30分前後で球場入り可能)となり、車移動の客を含めて集客の安定化が図れる。

5.千歳空港に近い環境は道外客及び増加し続ける東アジア圏、更にはカジノ構想が具体化すると世界からの増客が見込まれる。

6.札幌延伸となる新幹線開通によってBPは観光経路の一つとなる可能性がある。

7.アジア初のボールパーク構想が実現できると野球以外の客が増加し、地域の活性化は必至。

これらのメリットは札幌ドームのようなハード施設であるなら得られないものであるが、ボールパークというものがハード施設ではなく、ソフト的コンテンツという価値を持つことにある。

また、コンテンツは運用することで継続的な収益をもたらすことができ、そのためには運用するための戦略が重要になる。

そのため、日本ハムはボールパーク構想図を明らかにし、最低の土地・場所の面積を確保することが最優先のハードルであったわけだが、そこに適した提案が北広島にあった。

2023年に実現するアジア初のボールパークは札幌という固有のブランドに依存することなく、所在はブランドの低い北広島であったとしても、その存在は「北海道日本ハムファイターズの本拠地」として認知されるだろう。

そのうえで、野球以外でもエンジョイできるボールパークが認知されることで市場が激変する。

その激変は北海道の経済に大きな貢献となり、より存在感を高めていく。

その結果、日本ハムと北海道の融合が地域の活性化を生むことになる。

2023年が楽しみだ!kom

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