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東日本大震災や原発問題から電気代が高くなったことにより、光熱費に対する意識、そしてその価値観が大きく変わったといえます。
特に、北海道の場合は電力会社の度重なる値上げによって「オール電化住宅は悪」と言わんがごとく、アゲンストの風が吹いているのが実情です。
しかしながら、震災以前は「オール電化が安全・安心で快適」という風潮が一般化し、標準化していたのです。
そして、現在はオール電化という言葉が死語のごとく、市場はガスが中心となっているのです。
この市場の変化は「電気代が高くなった」または「安いエネルギーの追及」という目先のものに対するものであり、光熱費を削減するという本来の目的と乖離するものなのです。
つまり、エネルギー源となる「電気」「ガス」「灯油」の価格は常に変動するものであり、その価格に対する意識を持ちながらも光熱費を削減するための基本的な考え方を理解することが重要なのです。
具体的には「省エネというライフスタイルを標準化させる」ことであり、普段の生活において家族全員が省エネ意識をもって無駄の無い生活を標準化させることです。
この意識が無くして価格の安いエネルギーを追い続けるとその都度設備を変えることになり、それにより大きな費用をかけることになるのです。
または、エネルギー源や設備を変えたことにより、その後において価格が高騰すると後悔することになるのです。
したがって、価格に一喜一憂することなく、まずはライフスタイルにおいて省エネ意識を標準化させることが大切です。
例えば、「早朝・深夜の割引料金はいくらなのでしょう」という質問に答えられる人はそー多くは無いようです。
確かに「昼間の電気代よりも安い!」という認識はあっても、実際にどれくらい安いかという認識がないのがほとんどなのです。
この商品は北海道電力の契約メニュー「ドリーム8」というものです。
具体的には「深夜10~12時、かつ早朝6~8時」の8時間内設定(選択)において契約すると昼間の電気代の約60%OFFで使えるというものです。
この数値を具体的に理解すると、毎日電気を使うものはその時間内で使用しようという生活スタイルに変化します。
例えば、毎朝飲むコーヒーはドリーム8契約時間内の7時までにドリップするとか、毎日洗濯するお宅はタイマーをかけて深夜、または早朝に洗濯機を使うとか、消費電力が高い掃除機やアイロンも深夜・早朝時間に使用するとか、など等。
このようなライフスタイルに替えることで電気代が大幅に削減することができるのです。
そのライフスタイルから、電力会社から送られてきる精算書を見ると「前月比」「前年比」を確認することができるわけですから、当然に意識が変わっていくわけです。
つまり、「今月よりも来月はもっと削減しよう」という意識が生まれると省エネ生活が標準化していくことになるのです。
このライフスタイルが標準化できると、下図のスマートハウス化が実現できる礎になります。
つまり、自ら電気を創って、その電気をためて好きな時に節約して電気を使う。
この考え方を標準化させるためには電気をじゃぶじゃぶ使うのではなく、無駄のない適量を使うライフスタイルが確立していることです。
すると、限りなくエネルギーを買うことなく、自家発電したものを自家消費できるようになります。
電気というエネルギー源はガスや灯油同様に「買う」ものだったわけですが、今では「電気は買うのではなく自ら創って、それを溜めておく。そして大切なエネルギーだから大切に節約して使う」という生活環境になっているのです。
そのためにはエネルギーを大切に使うという省エネに対する理解度を高めることとともに、省エネのためにライフスタイルを確立する文化を家庭の中で確立していくことが最優先の課題なのです。kom
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